2021/09/23 08:50

ニット帽豆知識

ビーニーとワッチ  ディズニーアニメの主人公(!?) のような可愛らしい響きですね。  

これはニット帽の名称です。

「ビーニー」 被り口に折り返しの無いタイプ ↓

「ワッチ」  被り口に折り返しの有るタイプ↓

正確に言えばこのような区別をしていますが、基本的にはニット帽と呼んでいます。

■ビーニー
昔、フェルト生地で作られた野球帽を、機械工などの方がヘルメットの代わりの作業帽として つば無しで使っていたそうです。

ビーニー(Beanie) は、野球帽のてっぺんに付いているボタンのことで、「Bean」豆が由来。

やがてフェルトはニットに変わり、ボタンはポンポンに変わっていったのですね。

■ワッチ
元々海軍の船員さんの作業帽で、ニットで編まれていました。

何故ワッチ(?)

「Watch」はじっと見るという意味ですね。

寒い海の船上でじっと Watch するのに寒さを防いでくれる帽子だから「ワッチ」と呼ばれるようになった ようです。


「折り返し」有る無い 何故(?)

機械工や溶接工の方は折り返しが有ると熱いから、船上で働く方は折り返しが無いと寒いからですね。

ビーニーもワッチも元は作業帽だった。

その時代の人々を守り、役に立ってきたニット帽

時代と共にファッションとしておしゃれなアイテムの仲間入りをしました。

私にとって、ニット帽を被ると何か自分を守ってくれるような、そんな幸せアイテムの一つです。

だから、今日もひと目ひと針・・・続く